でも、私の出身の東北ではまだまだ寒い日が続いているようです。
今日は3月11日。 11年前の今日は東日本大震災がありました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、現在大変な情勢ですが、ウクライナの人々に一刻も早く平和と日常が回復する事を願っております。
今日はご家庭での災害に対する備えについて、お伝えしたいと思います。
下記5つの項目について対策をしておくことが推奨されております。
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家具の置き方
災害時には家具の転倒による被害に気を付けたいものです。対策としては下記の対策が可能です。
- 家具は壁に固定する。
- 寝室や子ども部屋には、できるだけ大きな家具や重い家具を置かないようにする。
- 家具が倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫する。
- 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルなどを備えておく。
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食料・飲料などの備蓄
ライフラインが止まると、日常では当たり前にできていることができなくなります。
そのためにも、人数分の飲料水や食料の備蓄をしましょう。
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
- 食料の備蓄については、防災のために特別なものを用意するのではなく、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにし、定期的に新しいものと入れ替えることをお勧めします。
- 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
- 飲料水とは別に生活用水も必要です。日頃から水道水を入れたポリタンクを用意するなどの備えをしておきましょう。
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非常用持ち出しバッグの準備
上記とは別に、自宅が被災した場合には非常用に持ち出すものをリュックなどにまとめていつでも持ち出せるようにしましょう。
下記のものが入っていると望ましいとされています。
最近は量販店などで防災グッズコーナーもあるので、便利ですね。
- 飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
- 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
- 衣類、下着、毛布、タオル
- 洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
- 乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
- 定期的に新しいものと入れ替えることをお勧めします。
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ご家族同士の安否確認方法
別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合っておきましょう。
災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の活用などもおすすめです。
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避難場所や避難経路の確認
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう!